薬局で薬を購入する
・薬局で扱っている薬には、医師の処方箋が必要な治療薬と、処方箋なしに購入できる薬(OTC)があります。 ここでは前者の処方箋で薬を求める場合を説明します。
・予防注射ワクチンの多くも医師の処方箋をもって薬局で求め、医療機関に持ち帰って接種(注射)受ける形になります。
・処方薬は通常、薬箱ごと、瓶ごとの購入となります。
___________________________________________
パッケージの錠数(カプセル数)はN1〜3で表示
・ 薬箱に含まれる錠(カプセル)数によって通常はN1(最も少ない)、N2(中間)、N3(最も多い)の3種類の表示がなされます。例えば、ある高血圧の薬では、一番少ない28錠入りはN1、56錠入りはN2,98錠入りはN3といった具合です。
・ 薬によってはパッケージ中の錠数が多くなっても、価格差が非常に小さいものもあります。
ジェネリック薬の普及
ドイツではジェネリック医薬品(後発医薬品)が普及しています。公的保険では処方全体の75%、ジェネリック薬のある既存薬だけでみると実に90%以上を占めています。
公的保険でジェネリック薬があるにも係わらずオリジナルブランドの薬剤を希望した場合、差額は自己負担となります
薬代について
・ 公的保険の場合には、薬の金額によって一定の少額を支払います。
・ プライベート保険の場合には薬局で全額を現金、ECカード、クレジットカードなどで支払います。領収金額の印字と薬局のスタンプと署名の入った処方箋(とレシート)を加入している疾病保険会社に送ると、契約の規定に則っで払い戻しがなされます。
薬の添付文書
・ どの薬も一定の決まった様式に従って記載されています。
・ ドイツ語の文書を理解しにくいことも多いので、処方箋も書いた医師に服用法や注意点をきちんと聞いておくようにしましょう。
_________________________________________
役に立つドイツ語
薬局: Apotheke
薬: Medikament
処方箋: Rezept
処方箋が必要な薬: Rezeptpflichtige Medikamente
処方箋が必要ない薬: Rezeptfrie Medikamente、OTC
錠剤: Tablette
発泡錠: Brausetablette
カプセル:Kapsel
軟膏: Salbe
点眼薬: Augentropfen
坐薬: Zäpfchen
解熱薬: Fiebermittel
痛み止め: Schmerzmittel
___________________________________________