子どもの予防接種
日本とドイツで定期接種の相違
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● 2歳までに基本的な予防接種をほぼ済ませます 。
● 基本の接種項目、接種時期、摂取回数が日本と異なっており留意が必要です。
● 基本的な予防接種には混合接種製剤が用いられています。以下が例です。
6種混合の不活化ワクチン(破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ、ヒブ菌、B型肝炎)
3種混合(麻疹、風疹、おたふく風邪)あるいは
4種混合の生ワクチン(+ 水痘)
● 日本脳炎、BCGはドイツでは基本予防接種の項目には入っていません。
● おたふく風邪だけの予防接種製剤はありません。
代わりにMMR(麻疹、風疹、おたふく風邪の3種混合ワクチン)が用いられます。
● 日本とドイツでは接種項目と接種時期が異なるため、日本での定期予防接種をきちんと
済ませていても、ドイツの小児科で不十分と指摘されることあります。その場合は
最寄りの小児医あるいは家庭医から助言をもらいましょう。
ドイツのSTIKO推奨の予防接種(2024)
ノイゲバウア馬場内科クリニックのウェブサイトより引用